Pâtisseries Régionales


   フランスの地方菓子

 
  1. 箇条書き項目Playing With Light

  1.  Nice Villeニース・ヴィル駅下車。ParisからT.G.V.で6時間くらいです。言わずと知れたVacancesの町です。1年を通して観光客がたくさん来ますが、もちろん夏には地元民よりも避暑地客のほうが多いのではと思うくらいです。トラムも走る一本大きな目抜き通りがあり、その突き当たりから建物の中に入っていたあたりが旧市街になります。旧市街といってもあくまで「昔風」であります。フランスと言うよりもむしろイタリアに近いのではと思います。もちろん国境もすぐそこですし。ここまで来ると海岸は目と鼻の先ですが、Niceの海岸は砂浜ではなく、小石浜です。そして、さすがにそれほど綺麗ではありません。もっと(といっても電車で3・4駅ですが)イタリア国境方面かAntiveアンティーヴの方に行くと観光客も少なく、綺麗な海岸が開けています。さて、『地方菓子』についてですが、PACAの例に漏れず「Fruits Confits」「Pâte d’amande」「Calisson」「Nougat Noir」などがありました。また、イタリアに近い事からイタリア的な菓子、移民が多い事からアラブ系の菓子が多かったです。このような地理的、政治的な影響を受けるのも『地方菓子』の面白さであると思います。また、Côte d’azur地域圏のspécialitéである「Tourte de Bletteトゥルト・ドゥ・ブレット」もありました。これはほうれん草に似た「bletteブレット」という野菜を茹でたものを、pignon grillé松の実を焼いたものやappareil(œuf卵、lait牛乳など材料を混ぜ合わせたもの)と合わせ、pâte sucréeサブレ生地に流して上からまたpâte sucréeで蓋をして焼き上げたものです。正直野菜なので、苦みもあり、好き嫌いはわかれるところだと思います

  1. 箇条書き項目Nice / ニース

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